学校紹介理事長あいさつ

現在、そして未来の地域社会の
医療・福祉を支えるスペシャリストを育成します!

長野医療衛生専門学校
理事長 宮澤 好一

「確かな専門性」と「豊かな人間性」を涵養し、
地域社会に貢献できる人材を育成します!

Society5.0 の時代を迎えようとしています。社会の構造が劇的に変化し、必要とされる知識も急激に変化し続けることが予想されます。先行きが不透明な時代を迎え、これからの世の中がどのように変化していくのか全く予測できません。

これまでの社会の仕組みは、一部の人が、企画立案し、構想や計画を立て、多くの人は、言われたことを言われたように速く正確に実行・生産することで成り立ってきました。

学校現場では、皆と同じことをすることが当たり前と捉えられ、決められたことに対して率先して行動することが重視されました。例えば、掃除の時間に、分担場所にいち早く移動し、その場をきれいにするために一生懸命に取り組む姿、時間を守り集団の有意義な活動を生み出そうとする姿等、物事に対する「やる気」が大事に考えられました。これは、とても大事な心構えであり、まさしく1あることを2に発展させていこうとする素晴らしい姿勢です。そして、このことが日本人の勤勉さの基であり、日本の経済社会の発展を支え、made in Japanの世界的な信用を生み出してきました。

しかし、これからの世の中は、指示されたことをやる仕事や決められたことをやる仕事は、どんどんAIが行っていく時代を迎えます。

言われたことではなく、その場その時に判断して行動しようとする0から1を生み出そうとする主体的な姿は、機械ではなく人間しかできないことです。未来の社会は、人としての能力を最大限いかすためにも、主体的な姿勢が重要となると考えます。

これからますます進む高齢化社会の中、医療・福祉の場においても、一層、幅広い教養を持った感性豊かな人間性や、相手の心情を慮る感性、コミュニケーション能力、自己の課題を解決していこうとする力のある人材が求められます。

そして、その力を育成するために学校には、主体的に、「ひと・もの・こと」に関わりながら、自分の考えをしっかりともち、適切に判断をしていけるような教育のあり方が求められています。

本法人は、歯科衛生士学科、言語聴覚士学科、音楽療法士学科の3学科を設置する長野医療衛生専門学校(上田市)と、救急救命士学科、柔道整復師学科の2学科を設置する長野救命医療専門学校(東御市)の2校でこれからの地域・社会を支える人材の育成を目指しています。

毎年、5学科すべてが卒業数を超える求人をいただき希望就職率は100%です。それだけ、社会に求められている職業であるということだと思います。

まさしく、高齢化社会、医療・福祉の社会、Society5.0の社会で、AIに支配されることのない、未来に向けてなくてはならない職業であると思います。

両校ともに、これからの社会を支える医療・福祉に携わる者として、「確かな専門性」と「豊かな人間性」を兼ね備え、その道のスペシャリストの育成を目指しています。そして、そのために学生の皆さんが主体的に学ぶことができる環境づくりや教育のあり方を常に模索していきます。そして学生の皆さんの夢の実現のために全力で支援をしていきます。

皆さんは自分の人生の主人公です。皆さんの未来は皆さん自身で創り上げるものです。ぜひ本校で学び、地域社会の未来を支える主人公となってほしいと思います。皆さんの入学を心よりお待ちしています。